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メンブレンスイッチ(キーシート)は、簡単な構造で安価なものです。PET材にスイッチ回路を印刷し電極間に粘着部材を貼って、スイッチの機能を持たせたものです。

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〒966-0902 福島県喜多方市松山町村松字上原2483-5

飯田電子設計福島工場

メンブレンスイッチとは、そのAmembrane switches

 ■ メンブレンスイッチとは、その@

メタルドーム(金属ドーム)ダイアフラム(ドーム状金属板)

メタルドームは、ステンレスの皿バネでφ数や荷重、クリック率の違いで何種類かあり、内蔵することで心地よくカチッカチッとした感触でON/OFFが可能になります。好みや感覚の違いなのでしょうが、海外のメタルドームは、材料が厚いため硬くクリック感も悪く感じられます。

メタルドーム
クリック率が大きいほど、良好な操作感を得られるが、復帰性が貧しくなり、ドーム反転が起きる。操作時の感触、復帰性を加味すると、30%〜60%が良いとされ、荷重1N〜3N、ストロークは、0.15mm〜0.2mmが一般的仕様になります。

高ストロークメタルドーム (足付きメタルドーム)
ストロークが低いと、押した感覚が伝わりにくい。通常の丸型φ10ドームのストロークは0.3mm程だが、0.6mmほどである。高ストロークになれば、低寿命(耐久回数は20万回)となってしまう。
足つきメタルドーム
外形サイズ φ6〜φ12.2
φ6は、裏面金メッキもあります。

ドームシート(ドーム搭載シート)

片面粘着材にφ5ドームを貼り付けたシートで、直接プリント基板やFPC基板に貼り付け、稼動接点として使用することが可能です。弊社のφ5ドームの裏面は銀メッキされいます。

ダイヤフラム、ドームシート

ドーム搭載ビデオ説明
搭載機は、フープ状になったドームを切り落とし吸着し、テーブルに押し付けます。
テーブルには、ドーム押さえシート(片面粘着材)の糊面が上に来るように置いてあるので、ドームが裏返しになって貼り付きます。

定格仕様

仕様 (一例)
外径: φ5 ±0.05
高さ: 0.25±0.05
荷重(P1): 180±30g
クリック率: 50±15%
ストローク: 0.2±0.03
耐久性: 50万以上
板厚: 0.06±0.005
荷重測定法: 歪み取り φ1.5丸先ピン 金属平面上

ドーム断面図
ドーム断面図
メタルドーム荷重・クリック率は、台座部の長さ、湾曲部の曲率、台座部と湾曲部の角度などフォーミング調整している。
ドーム仕様
キー操作は押す力「荷重」や、感触「クリック感」が重要です。
メタルドームに変形を加える時の変位と荷重の関係は上図に示す通りで、この測定における荷重の最大値をP1、最小値をP2としたとき、P1がスイッチ荷重で(P1−P2)/P1がクリック率(クリック感)になります。
ドームフープ仕様接点例

弊社φ5ドームの裏面は、銀メッキですので、そのまま接点として使用できます。
φ5ドームは、小さく高さもないため直接指先で押下しにくいため、押し子(凸)を用いてドームのセンター部を押しています。直接爪などで押されず間接的に押されるため、ドームが変形してしまうことはめったにありません。
押し子:表面シートやキーの裏側に樹脂成型された突起で金属ドームを押し込むためのもの。

押し子

基板ユニットと比較すれば、メンブレンスイッチが優位

印刷によるシールド例
銀印刷でシールド
アルペット使用例
アルペットでシールド
ドーム使用例
表面シート
ドーム使用例
メタルドーム
PETドーム使用例
PETドーム
タボ付きドーム使用例
タボ(ヘソ)付き
メタルドーム
                
クリンチャー使用例
クリンチャーコネクタ
2本貼り合わせ
2本のテールを1本に
貼り合わせる
異方導電
異方性導電による
テールの延長接続 ※
パターンA    パターンB
ジャンパー重ね印刷、マトリックスも自在
エンボス金型
エンボス金型

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福島県喜多方市松山町村松字上原2483-5
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